さいたま市内で最も広い面積を持つのが岩槻区です。それに反して人口は１１万人程度と他の区よりも少なく人も建物もゆとりがあるのが特徴です。区は駅を中心に市街地化されており商業施設も多々ありますが、郊外に行くにつれて住宅街となっています。
典型的な住宅街として機能しています。区内には工業団地のほか住宅団地も多くあります。建設から時間がたっている事もあり経年劣化が懸念されますが、目に見えない配管回りなどは特に老朽化が懸念されます。水漏れ、詰まり、溢れ等はよく起こるトラブルの一例です。私たち水のレスキューはトラブル時の駆けつけ対応は勿論ですが、日ごろのメンテナンスにも対応できますので、些細な事でもご相談下さい。

江戸時代には岩槻城の城下町として栄えていました
日本橋から日光を結ぶ日光街道の脇往還であった日光御成道の宿場町もあり多くの人が行き来していました。残念ながら岩槻城は1873年に廃城となってしまいました。
また、この地の産業として知られているのがひな人形です。兜も造られています。これは江戸初期に日光御成道があった事、日光東照宮の造営に携わった職人たちがこの地に留まったのが由来と言われています。人形町通りという雛人形専門店が立ち並ぶ通りもあるほどです。これ以外にも古くからの歴史を感じる事が出来る史跡が多々残っています。

大正時代の建物として今も機能しているのが東玉大正館です。正式な設立年は不明ですが、大正時代の中井銀行岩槻支店でした。入口の上部に半円のアーチがあるのが特徴です。その後銀行の統廃合が相次ぎ、1960年から東玉という人形店がこの館の所有者になりました。現在は多数のひな人形が展示されています。また、この東玉は江戸時代からの歴史ある会社です。漢学医の戸塚氏が趣味として人形制作をしたのが始まりと言われています。
政府要人が何度も視察をするほどで、天皇皇后両陛下も何度も足を運ばれてご視察されています。通産省のふるさと産業50選にも選ばれています。また、1993年には埼玉県を代表して天皇皇后両陛下に立雛である寿々喜雛を献上しました。

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