広川町には50機近くの風力発電所が設けられており、年間550世帯以上の電力がまかなえる分の発電がおこなわれています。火力発電や原子力発電ではなく、このような再生可能エネルギーの活用によって、広川町の美しい自然が守られていることには疑いがないでしょう。高さ60メートルを超える大きな風力発電は、今や町のシンボル的な存在にもなっています。 水のレスキューでは、環境保全に役に立つような水栓も各種取り揃えております。中でも広川町にて人気を集めている商品は、節水機能の高い台付き水栓やシャワーヘッド。普段通りに使用していても節水につながるため、多くのご家庭でこちらの水栓が採用されています。「水栓を取り替えたい！」そんなご要望にも当店スタッフがお応えいたしますので、まずはフリーダイヤルまでお気軽にご相談ください。

美しい自然が残されている広川町には、現在およそ6,700人が暮らしています。のどかな雰囲気が広がっている広川町は豊かな自然が大きな魅力となっていますが、かつては和歌山県でも有数のホタルの生息地として注目されていました。宅地化や土地の開発・環境汚染によりその数は減少の一途をたどっていましたが、平成元年からホタルの保全活動が開始されたことで、広川町のホタルは昔の生息地に帰ってきたようです。 ホタル保全の活動を率先して取り組んでいたのが、広川町立津木中学校。猿川や猪谷・広川ダムの上流エリアでは、5月中旬からホタルが飛び回っている様子を見ることが出来ます。また、町のホームページでは、ホタルの生態や「滝原ふるさとふれあい公園」の情報もまとめられており、有益な情報を得ることが出来るようですね。

2007年にオープンした「稲むらの火の館」は、津波防災教育センターと濱口梧陵記念館によって構成されている防災施設です。濱口梧陵はこの町の醤油商人の長男として生まれた政治家で、「稲むらの火」のモデルとしても有名。稲むらの火の物語とは、1854年の安政南海地震において、津波の発生を予期した村人が、離れた場所にいる住民の避難を促すために稲の束へと火を放った物語です。 機転を図った村人により、津波の被害から住民が守られたというこちらのエピソードは、現在では防災教材として教科書にも掲載されることがあるそうです。また、国内だけでなく海外でもこちらのエピソードが翻訳されており、当時の学びが現在でも生かされていることがよく分かりますね。