自分でできる漏水調査の方法!水漏れによる水道料金の減額手続きも解説

自分で漏水調査を行い水漏れを発見する方法

水漏れかなと思ったら自分でできる漏水調査をやってみよう

自分で漏水調査をやってみよう

自宅の水回りで水漏れが起きているかもと不安になったことはありますか?大抵の場合は水道料金の請求が高額になっていたり、水漏れによる被害が起きてから気づくものです。

今回は、自分でできる漏水調査方法と水道料金の減額条件などについてわかりやすくご紹介していきます。
ちょっとでも水漏れかなと思ったら、一度確認してみるのも良いと思います。

このコラムが、お客様の負担を少しでも和らげることに繋がればと思いまとめております。


水道料金が高くなっていたり、不自然に濡れている箇所で水漏れに気付く

目で見えるほどの水漏れであれば直ぐに気づくでしょうが、小さな水漏れの場合はどうでしょうか?音もしなければ、被害も小さいので発見に遅れてしまいます。
まずは、水漏れによる変化に気付くためのきっかけについてご紹介いたします。

水道料金がいつもより高くなっていて水漏れに気付くケース

水道料金で気づく

水漏れに気付くケースとして、水道料金の請求が高くなっていたことで気づく人もいます。小さな水漏れなら料金にそれほど影響はなさそうだと思われがちですが、1秒間に1滴程度の水漏れが続くだけで月300円程度の料金差があると言われることもあります。
ですから、普段の水道料金よりも割高に感じることがあれば、水漏れの可能性も考えられます。

不自然に濡れている箇所を見つけて水漏れに気付くケース

不自然に濡れていないkを確認する

水漏れですので、やはりどこかが濡れています。普段使わない場所で水気を感じることがあれば、どこかで水漏れしている可能性があると思って良いでしょう。
普段は使っていないような場所が濡れていたり、触ってみると湿っていたりと不自然な状況から水漏れに気付くことができます。

水道メーターのパイロットが回転していると水漏れしています

水道メーターのパイロットを確認する

水漏れの異変やどこかで漏れているのではと気になる人は、水道メーターを見てみるのが一番早いで解決策です。
水道メーターにはパイロットと呼ばれるパーツがあり、水が流れている場合は、パイロットがクルクルと回ります。つまり、水を使っていない時は、止まったままです。

どこかで水漏れしている場合は、パイロットが回り続けるため、どこかで水漏れしているのだと判断できます。
水道メーターを使うことによって、水漏れ箇所は特定できませんが、水漏れしているかどうかは確認することができるという訳です。

水道メーターの設置場所(戸建て、マンション、アパート)

水道メーターの場所 戸建て

水道メーターの場所 マンション・アパート

戸建ての場合、水道メーターは道路近くのボックス内に設置されています。建物の設計によって場所は異なりますが、わかりやすい箇所に設置されているので、直ぐに見つけることができるはずです。

マンションやアパートの場合は、玄関のすぐ隣にボックスが配置されていることが多いようです。
築年数が古いと、個別にボックスが設置されているのではなく、一か所にまとめて配置されることが多いように思えます。

高額になった水道料金・修理料金の減額手続きについて

水道料金、修理料金の減額手続き

水漏れしている箇所を見つけたら、修理をすれば大抵のトラブルは解決することができます。
そして、忘れてはいけないのが水道料金や修理料金の減免手続きです。
ここからは、水漏れを発見した際に参考にしてほしい、料金関係の手続きについてご紹介いたします。

水道料金は指定水道工事店の漏水調査や修理によって減額してもらえる

減額申請書を提出する

水漏れにより水道料金が割増になった場合、状況によっては減額申請を行うことが出来ます。
基本的にはお客様負担となるのですが、故意的でない場合に限り減額申請書を持って手続きを行えます。
減額を行う際はいくつかの条件があるので、条件に適しているかどうかを確認した上で申請を行ってください。

水道料金を減額できる3つの条件を満たしている必要があります

水道料金を減額できる3つの条件

減額の条件をまとめると下記のようになります。

  1. 水漏れの原因が故意的ではないこと
  2. 水漏れ箇所を修理していること
  3. 水漏れしてから2か月以内の申請であること

水漏れの原因が蛇口やトイレではなく、給水管や設備によるものの場合が条件の一つです。
また、申請時にはそれらの問題個所を修理し終えている必要があるので、当社のような水道修理店に依頼する必要があります。
2か月以内の申請が条件になっていることから、水漏れを発見したら放置せず、直ぐに修理して申請した方が良さそうです。

敷地内の水漏れは、利用者負担になることが多い

敷地内の水漏れは利用者負担になりやすい

水道料金の減額手続きが可能とは言え、これまで水漏れの原因として多いのは蛇口やトイレと言った、お客様の所有物であることが多いです。
やはり見てみないとわからない所ではありますが、水道料金は利用者負担の可能性が高いというのも覚えておきましょう。

火災保険や加入保険を使って漏水修理費用を抑える

火災保険の加入内容によっては、蛇口やトイレの修理を保険で賄うことが出来る場合があります。故意的であったり、経年劣化によるトラブルは保証を受けることができないのでご注意ください。
今回のような気付きにくい水漏れというのは、経年劣化によるものも多いでしょうから、保障サービスを受ける際は、事前に水漏れ原因を把握しておくようにしましょう。

水漏れ修理や漏水調査は水のレスキューへ!

パッキン交換は水のレスキューへ

水のレスキューは、これまでに数々の作業を行ってきた出張型の水道修理店です。全国24時間体制で水漏れ・つまりトラブルへ駆け付けます。ご料金に関する相談も承っておりますので、お気軽にフリーダイヤルまでご連絡ください。

水漏れやつまり修理は水のレスキューへ

水漏れやつまり修理は水のレスキューへ

自分でできる漏水調査の方法

ここからは、自分でできる漏水調査の方法について各場所ごとにご紹介していきます。
トイレ、お風呂場、キッチンなどの水漏れしやすい場所を覚えておけば、どこかで水漏れしていないかを確認することができます。

場所が特定できない場合は、水のレスキューで漏水調査を行います

水のレスキューに漏水調査はお任せ

水漏れ箇所によっては、プロの漏水調査でないと原因を特定できない場合があります。例えば、床下の給水管の水漏れ、天井からの水漏れなどは、目に見えない箇所で水漏れが起きているので、自分での調査は難しいと言えます。
自分で漏水調査できる箇所、できない箇所を見極めて、費用や負担のかからない方法を選んでいただくのが一番です。

プロによる漏水調査の違いは、特殊工具を使用しての調査です

特殊工具を使用して漏水調査

自分で漏水調査を行うのと、プロによる漏水調査には違いがあるのでしょうか?
プロの場合は特殊工具を使用して漏水調査を行うので、かすかな水漏れも逃さないことが特徴と言えます。
また、壁の中の給水管など見えない場所の水漏れも見つけることが出来ます。

水道メーターのパイロットが回り続けているけど、水漏れ箇所がわからないという時は、プロの漏水調査を行うようにすると良いでしょう。

トイレの漏水調査、水が流れ続けていないか確認してみよう

トイレの漏水調査

トイレの漏水調査は、給水管、便器、便器と床の間をチェックするようにしましょう。

パッキンの劣化による給水管から水漏れが起こる

トイレの漏水調査1 給水管から水漏れ

トイレの給水管には簡易的なパッキンが使用されているので、10年も使っていれば水が漏れだしてもおかしくありません。
給水管のつなぎ目を中心に、指で触れてみて水漏れしていないか見ていきます。

便器の水が流れ続けていないか確認する

トイレの漏水調査2 便器の水が止まらないか調査

便器の水が流れ続けている場合は、トイレタンクから水漏れが起こっている証拠です。
トイレタンク内部のパーツが破損しているため、交換によって修理することが出来ます。
トイレを流し終え、一定時間たっても水が流れているようであれば水漏れしていると判断できます。

便器と床の間が濡れていないか確認する

トイレの漏水調査3 便器と床の間から水が漏れていないか

トイレのどこかで水漏れが起こると、便器と床の間が濡れていることが多いです。水漏れ箇所を判別する際は、実際に隙間から水が漏れだしている訳ではなく、給水管やタンクの水漏れが便器をつたって、床との間が濡れているように見えることが多いことにご注意ください。

お風呂場の漏水調査、蛇口周りを中心に確認してみよう

お風呂場の漏水調査

お風呂場でも漏水調査は蛇口を中心に行います。水漏れしていないかを確認してみましょう。
お風呂掃除前であれば、比較的簡単に水漏れに気付くことができます。

蛇口の取付面、吐水口から水が漏れていないか確認する

お風呂の漏水調査1 蛇口

蛇口の接地面や吐水口は水漏れがよく起こる場所です。壁や吐水口に触れてみて、濡れていないかを確認することで水漏れを確認できます。

シャワーヘッドから水漏れしていないか確認する

お風呂の漏水調査2 シャワーヘッドからの水漏れ

お風呂場の水漏れで最も多いのがシャワーヘッドからの水漏れです。蛇口からの給水を止めてしまえば、水が流れてこないため、意図的に確認してあげないと気づけない漏水ポイントです。
シャワーヘッド、シャワーホースの高さを蛇口より下げて、水漏れするかどうかで判別することができます。

キッチンの漏水調査、蛇口から水が漏れていないか確認してみよう

キッチンの漏水調査

キッチンの水漏れもトラブル報告として多いので、日ごろから漏水調査をするように心がけておきたいところです。
蛇口、シャワーホース、給水管の3点に注目してみましょう。

蛇口の吐水口、ハンドル部分を確認する

キッチンの漏水調査1 蛇口からの水漏れ

キッチンでの漏水で最も多いのが、蛇口の吐水口、もしくはハンドル部分からの水漏れです。
他の場所と比べても、使う頻度が高いため、内部のパッキンの消耗が早いです。指で触れてみて、水漏れしていないかを確認するようにしましょう。

見落としがちなシャワーホースを確認する

キッチンの漏水調査2 シャワーホースからの水漏れ

キッチンの蛇口がシャワーホース型の方は、水漏れしていないか確認するようにしましょう。普段はホース部分が格納されているため、水漏れに気付きづらく、床下に水が垂れるため給水管からの水漏れだと勘違いするケースも多いです。

給水管から水がもれていないかを確認する

キッチンの漏水調査3 給水管からの水漏れ

戸棚を開けないと見えない部分のため、水漏れしていても気づきにくい場所になります。
水が漏れていると、床板を腐食させてしまうため、普段は見えない場所だからこそ、月に1回は確認しておきたい漏水ポイントです。

洗面所の漏水調査、蛇口やシャワーホースから水が漏れていないか確認する

洗面所の漏水調査

洗面所の漏水調査は、蛇口、シャワーホース、給水管です。キッチンに比べると水漏れが起こる確率は低いのですが、意識的に見ないと気づかないので、定期的な確認を行うようにしましょう

蛇口の吐水口やハンドルの切り替え部分から水が漏れていないか確認する

洗面所の漏水調査1 蛇口からの水漏れ

蛇口やハンドル部分は使い続けていると、パッキンが摩耗していくので水漏れが起こりやすい場所です。水受け台に水滴がないかを確認して水漏れの有無を確認します。

収納棚を開けて、シャワーホースや給水管から水が漏れていないかを確認する

洗面所の漏水調査2 給水管やシャワーホースから水漏れ

シャワーホースや給水管は、普段は見えないので収納棚を開けて、床下が濡れていないかを見て水漏れの有無を確認します。
洗剤や掃除用品を収納していることが多く、奥が見辛くなっている場合もあり水漏れに気付くのが遅くなりがちな場所です。

洗濯機の漏水調査、給水ホースから水が漏れていないか確認する

洗濯機の漏水調査 洗濯機の給水ホースから水漏れ

水漏れの多い箇所の一つが洗濯機周りです。洗濯機が揺れ動くことによって給水ホースや接続箇所への負担となり、水漏れが起こります。給水時に水がどこからか漏れていないかを確認するようにしましょう。

屋外の漏水調査、壁から水が染み出していないか確認する

水漏れは屋内に限ったことではありません。屋外の蛇口から水漏れすることもあれば、外観から水道管の水漏れを確認することができます。

雪、台風などの後に水漏れを確認する

屋外の漏水調査1 排水管から水漏れしていないか確認する

屋外の蛇口から水漏れするパターンで最も多いのが、雪や台風による影響です。気象が荒れた後は屋外に設置している蛇口を確認して、水漏れしていないかを確認するようにしましょう。

壁に水シミができていないかを確認する

屋外の漏水調査2 壁から水が染み出していないか確認する

水道管から水漏れが起きている場合、家の壁から水がシミのように漏れ出すことがあります。壁の色が一部のみ濃くなっているという場合は、水漏れの可能性もあるのですが、トラブルの詳細を確認するにはプロの漏水調査が必要となります。

是非、自分でできる漏水調査をお試しください

漏水調査で水漏れを早期発見!

今回は漏水調査の方法から、水道料金や修理料金の減額方法についてご紹介させていただきました。
長く住んでいると、いつかは起きてしまうのが水漏れトラブルです。トラブル時に焦らず、コストのかからない水漏れ修理が出来ればと思います。

水漏れやつまり修理は水のレスキューへ

水漏れやつまり修理は水のレスキューへ