自分でできる便座の交換方法
引越しや退去を控えているので便座を元に戻したい!古いのがグラついてきたので、新しい便座に交換したい!
でも、水道修理業者に頼んだらいくらかかるのか費用相場もわからないから不安という方もいらっしゃるのではないでしょうか?
今回は、既に取り付けられている便座の外し方から、新しい便座の取り付け方まで、交換の一連の流れを写真でわかりやすく解説いたします。
通常タイプ、ウォシュレットタイプごとに解説していますので、手順を踏みながら自分で交換してみてください。
便座交換の方法について
便座の交換を行う手順を簡単にまとめるとこのような手順になります。
取り外しや設置に必要な工具が手元にあるか確認し、交換に取り組んでみましょう。
途中の手順でつまったり、交換用の道具がない時は、いつでも水のレスキューまでご相談ください。
24時間365日、スマホからでも無料通話にてご対応しております。
便座交換で必要な道具
便座交換に必要な道具は以下の通りです。
スパナ
プラスドライバー
マイナスドライバー
交換用の便座
どれもホームセンターや通販で揃えることができます。
便座は、交換できるサイズがいくつかあるので、便座の選び方に関しては後半にまとめています。
取り付けられている便座を外す
それでは、実際に便座を取り外していくのですが、まずは、どのようなタイプの便座が現在取り付けられているかによって、手順が異なりますのでご注意ください。
水洗機能のついているウォシュレットやシャワートイレと呼ばれる便座タイプと、何もない一般的な便座に分けられます。
それぞれの外し方をご紹介していきますので、あなたが取り付けられているものをお選びください。
通常タイプの便座の外し方
取り付けられている便座が通常の何もない物の取り外し方から見ていきます。
便座に使用しているカバーを外す
便座にカバーやシートを被せている場合は先に外しておきましょう。
便座の固定ナットを取り外す
便器によっては、左右に写真のような化粧カバーが取り付けられています。
便座は2本の固定ナットで取り付けられています。
正面からは見えず、便器の裏側をのぞくと左右に1本ずつナットが見えます。
ナットの位置を確認したら、スパナや手で取り外していきます。
左右に1個所ずつありますので、もう片方も忘れずに取り外しましょう。
便座を引き抜く
固定用のナットを取り外したら、便器から便座を引き抜くことができます。
便座によって、上部にもロックがかかっています。
真上に引き抜くと取り外せますが、汚れが付着した抜きづらくなっている場合は、力任せに抜かないようにしましょう。
便座を取り外したら、便座用のプレートも外しておきます。
便器の縁を掃除して作業完了
便座を引き抜いた後は、便器の縁を掃除して作業完了です。
ウォシュレット・シャワートイレの便座の外し方
取り外す便座が通常タイプのものではなく、ウォシュレットやシャワートイレの場合は作業手順が異なります。
工数が若干多くなり、作業の難易度も高くなるため無理をしない程度に実践してみましょう。
電源プラグを抜く
感電や不作動を防ぐために、作業前は必ずウォシュレットのコンセントを抜いておきます。
止水栓を閉める
ウォシュレットは排水管から給水を行っている為、止水栓を一度閉めてからでないと取り外せません。
トイレの場合は、給水管の止水栓をマイナスドライバーで閉めることができます。
給水管と繋がっているウォシュレットのホースを外す
ウォシュレットのホース部分が給水管に接続されているので、レンチを使用して取り外します。
この時に止水栓が閉まっていないと、水漏れが発生するため、止水栓をしっかりと閉めたか確認しておきます。
続いて、トイレタンクの給水ホースも外しておきます。
分岐金具を取り外す
分岐金具とは給水管からトイレタンクとウォシュレット本体へ給水するために取付けられている金具です。
ウォシュレットを取り外す場合は分岐金具は必要ないため取り外す必要があります。
ただし、便座を外した後に、同じようにウォシュレットを取り付ける場合は残しておいても構いません。取扱説明書などを見て相互性があるか確認しておきましょう。
給水管にトイレタンクを接続する
給水管にトイレタンクのホースを接続します。
これで、給水管周りの作業は完了となります。
ウォシュレット・シャワートイレの本体を取り外す
便器からウォシュレットの本体を取り外します。
メーカーにもよりますが、大抵は便座本体のサイドに脱着用のボタンがあります。
ボタンを押しながら、手前に引くとウォシュレットを取り外すことができます。
ベースプレートの固定ネジを外す
ウォシュレットを取り付けるために、便器にベースプレートが取り付けられているはずです。
2本のネジで固定されているので、ドライバーで緩めてから外します。
ベースプレートを引き抜く
ベースプレートを引き抜いて、ゴム製の台座も外したらウォシュレットの取り外しは完了です。
それぞれの部品をなくさないようにしておきましょう。
止水栓を開けたら作業完了
最後に、止水栓を開けて正常に水が流れていれば作業完了です。
給水管部分から水漏れが起きていないかの確認は忘れないようにしましょう。
交換したい便座を取り付ける
便座やウォシュレットを外した状態なので、便器は写真のようになっているはずです。
ここからはご自身で準備された便座の取付を行っていきます。
もしも、交換したい便座が手元にない場合は?
便座をいざ戻そうとした時に便座や取付パーツがない場合は、ホームセンターで購入しておく必要があります。
急ぎで取り付けたいという場合は、水のレスキューのような水道業者にご依頼することで交換用の部品をすぐにそろえることもできます。
取付作業を実際に行う前に、どういった部品や工具が必要となるのか確認しておくことをオススメします。
普通の便座の取付方法
まずは、通常タイプの便座の取り付け方をご紹介いたします。
比較的簡単に取り付けることができますので、交換用の物があるのであればご自身で取付に挑戦してみてください。
付属品の確認
便座を取り付ける前に、取り付けに必要な付属品が欠けていないか確認しておきましょう。
特に固定用のナットは小さくてなくしやすいので、取扱いには注意が必要です。
便座のベースを便器にはめ込む
便器には、便座を取り付けるための差込口があります。
差し込み口部分にまずは便座プレートを差し込みます。
固定ナットを止める
便器の裏側から固定用のナットを取り付けます。
場所によっては幅が狭いので、小さめのレンチを準備しておくとスムーズに作業が進みます。
2つの設置箇所があるので、どちらも同じように設置します。
便座を取り付けて、グラつきがないか確認して作業完了
しっかりと便座を固定したら、グラつきがないかを確認して交換完了です。
もしも、どれだけきつくナットを締めてもグラつきが取れなかったり、一方に便座が寄ってしまう場合は買い替えが必要となります。
ウォシュレット・シャワートイレの取付方法
便座をウォシュレットに交換したいという場合は、通常タイプの便座とは工程が異なります。
写真を見ながらであれば、初めて取付を行う人でも作業することはできます。
もしも、難しいと感じた場合は無理に設置すると大量の水漏れが起きる危険性もあるため、途中で止めてでも私たちへご相談ください。
便座をウォシュレットに交換する手順
ウォシュレットを便座に取付ける手順は、通常タイプの便座よりも複雑ですが簡単にまとめると下記の通りです。
①止水栓を閉める
②止水栓に分岐金具を取り付け、ウォシュレット本体に給水されるようにする
③便座にベースプレートを設置してウォシュレットを取り付けて設置完了です。
詳細な交換方法は、下記コラムで写真付きで解説しておりますのでご参考下さい。
交換用の便座がない!交換が難しい場合は水のレスキューへ
便座を元に戻さないといけないのに、交換用の便座が手元にないという時はいつでも水のレスキューへご相談ください。
常にたくさんの在庫をご準備しておりますので、既存の便器に適した便座へすぐに交換いたします。
水のレスキューは、トイレのつまり、蛇口からの水漏れなどを解消する水道修理屋さんです。全国24時間対応、いつでもお電話にてご相談をお受けしております。
どんな場所の水トラブルも解消
トイレ、キッチン、お風呂場、洗面所など、どんな場所の水トラブルでも対応いたします。つまり、水漏れ、蛇口の交換などお気軽にご相談ください。
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各水道修理における料金表をホームページ上でも公開しております。作業後に料金が高くなったり、不要な工事も行わないので安心してご利用いただけます。
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