陥りやすい失敗例から学ぶトイレリフォームを満足いくものにする方法

トイレリフォームの失敗例から成功方法を学ぼう

トイレリフォームの失敗例から成功方法を学ぼう

トイレは毎日使うもので、リフォーム代も安くありません。だからこそリフォームに失敗して後悔するなんてことは味わいたくないですよね。

そこでリフォームの失敗例からトイレリフォームを成功させる方法をご紹介します。様々な失敗例をご紹介しますので、学んで後悔のないリフォームにしてください。

 

トイレ選びに関する失敗例

トイレリフォームを行う上で、どのトイレにするのかがとても重要です。そのため、トイレ選びを間違えるとリフォームが失敗に終わってしまいます。

どのような選び方をすると失敗してしまうのか見ていきましょう。

トイレの種類で失敗

トイレの種類で失敗

トイレには、組み合わせ便器やタンクレストイレなど様々な種類があります。種類ごとに特徴や機能、値段が変わるのでしっかりと選ぶことが大切です。

失敗例として、

・組み合わせ便器にしたけど、タンクのせいで空間がごちゃごちゃして見える。すっきりとしたタンクレストイレにすればよかった。

・タンクレストイレにしたけど、費用ほどの魅力を感じなかった。それなら安いトイレにすればよかった。

などがあります。

トイレの種類ごとのメリット・デメリットをしっかり調べた上でリフォームを行いましょう。

トイレの機能で失敗

トイレの機能で失敗

汚れにくい、自動洗浄など製品によって付いている機能が異なります。
グレードが上がるほど機能が充実しますが、その分値段も高いです。

・トイレ掃除が面倒なので、汚れにくい機能が充実したトイレにすればよかった。

・自動洗浄などは必要なかったので、グレードを下げて費用を抑えればよかった。

という失敗例があります。

トイレの種類や機能を知りたい方はこちらをご覧ください。

トイレの大きさで失敗

トイレの大きさで失敗

トイレを快適に使うには、トイレの大きさも大切です。

・トイレが狭いのに、大きめの製品を取り付けてしまった。

こうなると、トイレが前に出てしまい、壁に頭が当たってしまいます。

今のトイレよりも大きくなっても大丈夫かどうかあらかじめ寸法をしっかりと測っておきましょう。

手洗い器の場所で失敗

手洗い器の場所で失敗

トイレタンクの上ではない場所に手洗い器を取り付ける方がいらっしゃいます。
この場合、手洗い器の設置場所次第で失敗してしまうかもしれません。

・入口の近くに手洗い器を設置したけど、出入りの邪魔になって煩わしい

このような失敗例がありますので、手洗い器の大きさや設置場所はしっかりと考えましょう。

手洗い器についてはこちらで詳しく解説しています。

 

トイレの内装に関する失敗例

トイレリフォームでは、便器の交換だけでなく、壁や床などの内装も変更することがあります。
好みだけで内装を変更してしまうと、リフォームを失敗しやすいです。

何で失敗しやすいのか確認していきます。

床材・クッションフロア選びで失敗

床材・クッションフロア選びで失敗

・他の部屋と同じようにトイレもフローリングにしたら、黒い汚れが目立つようになった。

・白くて凹凸のあるクッションフロアにしたら、汚れがすごく目立つ。

など、床材やクッションフロア選びで失敗することがあります。

デザインも大切ですが、掃除のしやすさや耐久性なども加味して床材を選びましょう。

床材・クッションフロアの選び方はこちらで詳しく紹介しています。

壁紙・クロス選びで失敗

壁紙・クロス選びで失敗

壁紙やクロス選びで失敗する例は、

・デザインが強調されていて、落ち着けない空間になった。

・カビや汚れが発ししやすく、目立ちやすい壁紙だった。

などがあります。

おしゃれな空間を目指すあまり、かえって落ち着かないデザインになってしまうかもしれません。
また、トイレは水を扱う場所なので、カビにくく、防水性に優れたものにすると良いでしょう。

壁紙・クロスの選び方を知りたい方はこちらからご覧いただけます。

バリアフリー化で失敗

バリアフリー化で失敗

・トイレに手すりを取り付けたけど、狭くなって使いづらいと言われる。

・トイレを広くしたけど、それならトイレを移動すればよかった。

誰でも使いやすいようにするためのバリアフリー化ですが、かえって使いにくくなることもあります。

必要なバリアフリー化は何かを明確にし、今後起こりえることを想定してリフォームを行いましょう。

バリアフリーについてはこちらで解説しています。

ドアの変更で失敗

ドアの変更で失敗

便器や内装だけでなく、トイレのドアもリフォームして使いやすくする方もいらっしゃいます。

・内開きのままにしているから、ドアの開け閉めが大変。

・外開きだと廊下にいる人の邪魔になるので、引き戸に変更すればよかった。

などの失敗例があります。

今後介護などを行うとなれば外開きや内開きよりも、引き戸の方が使いやすいです。

 

業者選びに関する失敗例

トイレリフォームを成功させる上で欠かせないのがリフォーム業者選びです。

業者選びや業者の利用方法を間違えると、トイレリフォームが失敗に終わってしまいます。
失敗して後悔しないように、業者選びの失敗例を見ておきましょう。

実績や評判を確認しなかった

実績や評判を確認しなかった

・何も調べずに近所のリフォーム業者に依頼をしたら、工事が雑だった

リフォーム業者によって、工事の上手さや得意分野が異なります。悪い業者に当たってしまうと、床の張りが悪かったり、水漏れが多発したりすることもあります。

今はインターネットで口コミや評判を見られる時代なので、依頼する前に評判や実績をしっかりと調べましょう。

リフォーム業者の選び方はこちらでご確認できます。

リフォームに関する打ち合わせが少なかった

リフォームに関する打ち合わせが少なかった

リフォームを成功させるには、自分の理想とリフォーム業者とに認識を正しく擦り合わせることが大切です。

・リフォームに関して相談する機会が少なくて、業者と認識のずれが生じた

などのトラブルに発展する可能性があるので、納得いくまでリフォームの相談を行いましょう。

 

費用に関する失敗例

トイレリフォームで最も気にするのは費用だと思います。なるべく費用を抑えつつ、理想のトイレを作ることが一番です。

高い費用を払ってしまった失敗例から、費用を抑える方法をご紹介します。

相見積もりを取らなかった

相見積もりを取らなかった

リフォーム業者によって料金が異なるので、複数の業者から見積もりを取るのがセオリーです。

・1社の見積もりで決めてしまい、後から他に安い業者があったことに気付いた。

など、相見積もりを取らないと費用の面で失敗してしまいます。

費用を抑え、良い業者にリフォームしてもらうためにも、相見積もりは必ず取りましょう。

補助金を使用しなかった

補助金を使用しなかった

トイレリフォームをした時に、国や自治体から受け取れる補助金があります。

・補助金の存在を知らず、書類を提出する前にリフォームが完了してしまった。

このような失敗をすると数万円くらいを失うことになりますので、使える補助金を調べてからリフォームを行いましょう。

補助金に関しては、こちらからご覧いただけます。

 

その他リフォームに関する失敗例

マンションや賃貸住宅などの場合、リフォームする時に注意することが増えます。

また、工事内容によって、トイレの使いやすさが変化しますので、そのあたりも押さえておきましょう。

管理会社に連絡をしなかった

管理会社に連絡をしなかった

分譲マンションごとに管理組合が定めた管理規約があり、それを守らなければいけません。
管理規約に定められた方法でリフォームをすると管理規約違反となり、専有部分の使用禁止や訴訟などの可能性もあります。

・管理会社にリフォームの旨を使えなかったので、トラブルになった。

という失敗例もあるので、あらかじめ管理組合や管理会社に相談をしましょう。

マンションのリフォームについてはこちらで詳しく解説しています。

貸主に連絡をしなかった

管貸主に連絡をしなかった

賃貸住宅の場合、所有権は貸主にあるので、勝手にリフォームすることはできません。

・貸主に相談なしでリフォームしたら、原状復帰費用を求められた。

ということもありますので、勝手にリフォームするのではなく、貸主に相談してからにしましょう。

排水管の工事を行わなかった

排水管の工事を行わなかった

リモデル便器を使うと、排水管の移動をしなくてもトイレを交換することができます。
しかし、

・リモデル便器を使っているせいか、トイレが詰まりやすくなった

という失敗が起こるかもしれません。

リモデル便器は排水管を曲げているので、水の勢いが弱くなってしまい、詰まりやすくなります。

特に、和式から洋式、洋式から洋式へのリフォームでリモデルタイプを使用している方は注意が必要です。

リモデル便器についてはこちらをご覧ください。

 

トイレリフォームを失敗しないためには

トイレリフォームで失敗しないためにも、成功するポイントをしっかりと押さえることが大切です。

後悔しないためにも、トイレリフォームを成功させる方法を実践してみてください。

情報を集める

情報を集める

トイレリフォームを行うにあたって、まずは情報を集めることから始めます。

情報を集めないと、リフォーム業者の言いなりになって、自分の理想とは違うものになってしまうかもしれません。
また、どのようにしたいのかが明確でないと、リフォームの相談も難しくなります。

トイレに関する悩みや要望、トイレリフォームの基礎知識を紙などに書き出しておきましょう。

理想のトイレを考える

理想のトイレを考える

悩みや要望が決まったら、それらを解決した理想のトイレを考えます。

トイレの種類や機能、壁紙や床材の種類などをある程度明確にしておきましょう。
この時に、理想に優先順位を決め、叶えたいものを順に列挙しておきます。

予算との妥協点を決める

予算との妥協点を決める

理想のトイレが決まったら、リフォームに使える予算を決めます。いくらまでなら支払えるのか貯金や収入から判断しましょう。

後は、理想のトイレと予算を比べ、実現可能かどうか考えます。
見積もりを出さなくても理想通りにならないことが分かったなら、絶対に欲しい機能だけを抜粋して、予算に近づけてください。

10年以上先を見据える

10年以上先を見据える

必要なリフォーム内容を決めるには、10年以上先を見据えると良いでしょう。トイレは数年で取り換えるようなものではなく、頻繁にリフォームすることもありません。

将来的に引き戸の方が良い場合は、リフォームの段階で取り付けた方が困らずに済みます。長い目で考えた時に必要なものをリフォームで取り付けてください。

業者選びは慎重に行う

業者選びは慎重に行う

リフォームのできは業者で左右されますので、慎重に選ぶことが大切です。

相見積もりはもちろん、評判や実績をインターネットなどで調べましょう。
また、電話や対面で話してみて人当たりや理想を汲み取ってくれるかどうかも見極める必要があります。

希望や不明点はしっかり相談する

希望や不明点はしっかり相談する

リフォーム業者とリフォーム内容を擦り合わせるためにも、希望や不明点はしっかりと相談しましょう。

工事内容によっては難しいこともあるので、リフォーム業者と代替案を見つけてなるべく理想に近づけるなど、お互いのためになるコミュニケーションを取る必要があります。

簡単で分かりやすい相談になるように、不明点などをまとめておくと良いでしょう。

 

トイレリフォームの失敗例のまとめ

トイレリフォームでは、トイレ選びや内装工事、業者選びなどやることが様々あります。工程が多いほど、失敗するポイントも増えてしまうので気を付けましょう。

トイレリフォームに失敗して後悔しないためにも、自分の理想をしっかりと作り、リフォーム業者と密にコミュニケーションを取ることが必要です。

水のレスキューではトイレリフォームに関する情報をたくさん紹介しています。他に気になることがあれば、他のコラムを読んでみてください。

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