トイレのリフォーム、交換時に壁紙や床も張り替えた方が良い?
トイレのリフォーム、交換では便器の取り替え以外にも、壁紙・クロスや床の張り替えなどを施工業者に勧められることがあります。
内装工事を加えると費用は増すため、トイレのリフォーム時に内装を行うべきかどうか迷っている方も多いのではないでしょうか?
今回は、トイレのリフォーム、交換時に内装を行った方が良いのか、張り替えの費用やメリット・デメリットと合わせて解説いたします。
トイレリフォーム、交換時に欠かせない内装とは
トイレリフォーム、交換を検討しているのであれば、壁紙や床の張り替えといった内装を検討されている方も多いです。
内装はトイレ空間を一新する上で重要な部分ですが、その分金額も高くなるので内装を躊躇ってしまう方もいます。
内装を行うメリットやデメリットもありますので、費用を考慮して改めてトイレリフォームについて考えてみましょう。
壁と床をトイレリフォーム時に内装する
トイレリフォームにおける内装は、壁紙と床の張り替えを指します。
基本はデザインを整えるために壁と床を合わせて張り替えますが、壁と床のどちらかだけを張り替えることもできます。
トイレリフォームに内装は必ずしも必須ではない
トイレのリフォームにおいて内装は必ずしも必要ではありません。
今のままで良いと判断したのであれば、トイレだけの交換でも問題はないでしょう。
機能性を持った壁紙や床材もあるので、予算と合わせて考えてみるのも良いと思います。
トイレのリフォーム、交換時に内装した方が良いのか?
ここからは、トイレのリフォームや交換時に内装を行うメリットやデメリットについて解説していきます。
トイレリフォーム時に内装を行うデメリット
壁紙や床の張り替えは次の機会でも良いと考える理由は、費用や作業時間の増加によるものです。
まずは、内装をトイレリフォームと一緒に行うデメリットからご紹介します。
費用が高くなる
壁紙、床材の張り替えを行うと内装費用が発生し、どうしても金額は高くなりがちです。1~5万円はかかるので、なるべくトイレリフォーム、交換を安く抑えたいという場合は内装を行わない方が良いでしょう。
トイレリフォームの作業時間が伸びる
内装工事の規模によって1日~2日の作業が必要となります。
施行中はトイレが使えなくなるので、土日での作業は生活が不便になります。
トイレ交換だけであれば半日程度で済むため、時間に余裕がないという時は内装はいずれと後回しにするケースもあります。
トイレリフォーム時に内装を行うメリット
もちろん、トイレリフォーム時に床や壁紙の張り替えを行うメリットもあります。
リフォーム成功の秘訣とも言われるトイレの内装にはどのような良さがあるのでしょうか。
汚れやトイレの設置跡が見えるのを防ぐ
古いトイレを取り外すと床や壁に設置跡がくっきりと残ります。
交換後のトイレで覆い隠すことができれば目立ちはしませんが、トイレの大きさはメーカーや商品によって異なります。
また、トイレだけ綺麗になると壁紙や床の汚れがより目立ってしまうため張り替えるケースも多いです。
機能性を持った壁紙や床材
トイレの壁紙や床材の張り替えは空間をおしゃれにするだけではありません。
吸湿性の向上、防菌加工などトイレをより快適に過ごすための機能性の備わった商品が数多く出ています。
トイレのお手入れがこれまでよりもラクになるというメリットも視野に入れておきましょう。
クッションフロアやフロアタイルと言った床材も新しい便器を設置する前に作業を行います。
壁紙の張り替えと一緒に行われるので、3時間程度の作業がかかります。
トイレ空間の見栄えが一新
トイレリフォームでの内装を行われる一番の理由が、デザインを一新して理想のトイレルームを作りたいです。
床一枚の交換だけでも全く違った空間になります。
トイレのリフォームでの成功の秘訣は内装とまで言われているので、カタログや施工業者の意見を参考に新しいトイレのイメージを考えてみるのも良いでしょう。
トイレリフォーム時に内装を行う場合の費用
費用面は、トイレリフォーム、交換の内装を行う上で最も気になるポイントです。
壁紙と床材で費用が分かれますので、それぞれの内装にかかる費用を解説します。
トイレの壁紙、クロスの内装費用
トイレの壁紙やクロスの内装費用は、施工する壁の面数で違ってきます。
リフォーム例として、壁2面だけを施工するパターンもありますので、内装の内容によっては予想以上に安く済むこともあります。
また、壁紙の機能や質によって価格も異なります。
トイレリフォームにおける壁紙の張り替え費用の目安
- 1面であれば、1万円~
- 4面全体は、2~5万円
トイレの床材、クッションフロア、フロアタイルの内装費用
トイレの床は1面しかないため、床材に何を使用するかで費用が違ってきます。
クッションフロア、フロアタイル、フローリング、タイルなどの種類があり、それぞれの床材に異なった特徴があります。
トイレリフォームにおける床の張り替え費用の目安
- クッションフロアなら、2~4万円
- フロアタイルなら、3~5万円
- フローリングなら、3~6万円
- タイルなら5~12万円
トイレのリフォーム、交換時の内装で費用が抑えられる
トイレのリフォーム時に内装を行うことで、実は従来よりも費用が安くなります。
床材は便器で抑え込むように敷かれているので、いずれ作業を行うにしても便器を取り外す作業を必ず行います。
便器の取り外しにも費用がかかるため、リフォーム時の便器が外れた状態のついでとして内装を行うことで費用を抑えることができます。
トイレの内装は一緒にするのがお得
床材や壁紙の張り替えはリフォーム時の費用は高くなりますが、いずれ内装を行うというのであれば返って高くなってしまいます。
トイレのリフォーム自体、何回も行うものではないためまとめて作業を依頼する方が結果的にお得になります。
トイレリフォームの壁紙や床材の選び方
トイレリフォームに合わせて壁紙や床材を張り替えたいけど、どう選んで良いのかわからないというのも悩みの一つです。
水のレスキューでは、壁紙、床材ごとの選び方についても詳しく解説していますので是非ご参考ください。
トイレの壁紙の選び方
トイレの印象を大きく変える壁紙は、印象づくりにおいて最も重要です。
トイレの壁紙を選ぶ時は、次の3点に注意しながら選んでみましょう。
- ・機能性を考慮して選ぶ
- ・トイレや床との配色を考えて選ぶ
- ・金額が安いという理由だけで選ばない
トイレの床材の選び方
壁紙同様にトイレの床材選びも快適な空間を作る上では欠かせません。
床材の種類ごとの違いを把握して、環境に適した床材を選びましょう。
- ・床材の種類の特長を考慮して選ぶ
- ・壁紙やトイレとの配色を考えて選ぶ
- ・防菌や耐水性など機能性を考慮して選ぶ
トイレのリフォーム、交換と同時に内装も行おう
今回は、トイレのリフォーム、交換における内装の必要性や費用についてご紹介いたしました。
リフォーム時の内装は費用が高くなるように見えますが、後々のことを考えると費用もお得になることもあるので、しっかりと考えてからトイレリフォームを行いましょう。
わからない点やもっと詳しく聞きたいことがありましたら、いつでもお気軽に水のレスキューまでご相談ください。
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